【車旅】アルコールでお湯を沸かすアルポット

ベッドキットを作ったので、ハスラーで車中泊ができるようになりました。ホテルの予約をしなくても宿泊場所を確保できるので、とても便利です。

車内での「寝」が確保できたので、次の課題は「食」です。キャンピングカーにはガスコンロやシンクがあるので問題ないのですが、軽自動車にはガスコンロもシンクもありません。

そこで、とりあえずお湯を沸かせるようにしようと思いました。お湯を沸かせられれば、カップラーメンを食べたり、アルファ米でごはんを作ったり、レトルト食品を温めたりできます。それだけでも充実した食生活が楽しめそう。

車でお湯を沸かす方法を調べたところ、(1)カセットガスを使ったガスコンロ、(2)ポータブル電源+電気ケトル、(3)アルコールストーブと、3つの方法があるということがわかりました。

どの方法にもメリット/デメリットはありますが、今回は(3)を試してみます。アルコールストーブは炎が怖いので、今回「アルポット」という商品を使うことにしました。

アルポットとは、アルコールコンロと、お湯を沸かすポットを組み合わせた製品。これがあれば「沸かす」「煮る」「炊く」という3つの調理が可能になります。ということで、アルポットを購入し、車内で600ccのお湯を沸かしてカップ麺を食べてみることにしました。

まず、アルコールコンロに火をつけます。次に、ポット部分をかぶせます。ポットと本体との間に隙間があるため、ここから吸気して火が燃え続けるという仕組みになっています。

600ccのお湯が沸くまで、概ね20分。電気ケトルと比べるとかなり時間はかかりますが、ポコポコというお湯が沸く音を聞いたり、アルコールランプの懐かしい香りを楽しんだりするこの時間、僕は結構スキでした。

アルコールコンロの火を消すには、付属のフタで空気を遮断するだけ。のぞき窓をみると、炎が消えたことが確認できます。

後はカップ麺にお湯を注げば完成です。

アルポットを使うメリットは、お湯を沸かしている最中も周りがあまり熱くならない点。これなら車中泊でお湯を沸かしても、あまり危険はなさそうです(あくまでも自己責任ですが…)。

アルポットとカップ麺があれば、とりあえず食事の問題はクリアできそうです。

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