秋葉です。今回の旅では、四国から九州への移動にフェリーを使用しました。
九州と四国間の移動に利用できるフェリーには、「国道九四フェリー」(佐多岬半島の先端にある三崎と佐賀関間)、 「オレンジフェリー・九四航路」(愛媛県八幡浜市の八幡浜と大分県臼杵市の臼杵間)、そして「宇和島運輸フェリー」(八幡浜と大分県の別府・臼杵間)があります。
国道九四は移動距離が最も短く、乗船時間は約70分。便数も多く、使いやすいフェリーです。オレンジフェリーと宇和島運輸フェリーの乗船時間は、2時間25分〜2時間50分。便数は国道九四フェリーより少なめです。しかし八幡浜港のすぐ隣には、海産物がお手頃価格で楽しめる道の駅「八幡浜みなっと」があります。お買い物や食事で時間調整したり、早朝の船に乗るために前泊したりと、工夫次第で便利に使えそうです。
今回は八幡浜から臼杵への移動なので、オレンジフェリーでも宇和島運輸フェリーでも大差はありません。スケジュールを考慮し、都合の良いオレンジフェリーを選びました。8:40発/11:05着の便を利用することで、午前中の移動時間を仕事に充てることができます。
オレンジフェリーには特等室や一等室などがありますが、移動時間が短いため、個室ではなく2等室やパブリックスペースを使いました。パブリックスペースには、海が見渡せるラウンジや、寝転がってくつろげるスペースなどがあり、そのほかに軽食が食べられるコーナーやシャワーコーナーもありました。小さいながら、サービスは十分です。
僕が特に便利と感じたのは、おそらく公衆電話が設置されていたと思われるスペースです。机と椅子、電源、LANポートが用意されており、仕事環境としては申し分ありません。ついたてがあるため集中しやすいのも好都合でした。運転中には仕事できませんが、フェリーを使えば仕事時間として活用できます。
今回の旅の経験から、フェリーを上手く活用することでバンワークも捗りそうな気がしました。