秋葉です。2024年・元旦の令和6年能登半島地震は驚きました。年末年始は東京で過ごしていたため、ぼく自身は被災していませんが、災害が多い日本に住む以上、いつ何時、当事者になるか分かりません。
少しでも安心して過ごせるように備えておくことの重要性を感じました。たとえば、最近日本経済新聞の記事で紹介した「非常トイレ」などがあれば、災害時の衛生状態はかなり良くなると思います。
【買い物上手】いざというときの非常トイレ | Webマガジン 別冊マイカ (office-mica.com)
また、自動車を車中泊仕様に整えておき、災害用の備蓄を準備しておくのも一つの方法です。能登半島地震で被災し、キャンピングカーで避難した人の動画を見て、それを強く感じました。
震度7地震、3m津波警報【富山避難車中泊生活】コンビニ、スーパー食糧不足、地震直後パニック状態からリアルな映像記録 | 2024年1月1日能登半島地震 (youtube.com)
キャンピングカーがあれば、災害時も安心して過ごすことができそうです。カギを掛けて安心して寝ることができますし、電気もソーラーパネルからの充電で作ることができます。スペースに余裕があるので、水や食料なども数日分であれば積んでおくことができます。なにより、危ないと思ったら迅速に避難できるのもポイントです。
しかし、キャンピングカーは高く、納車までの時間もかかります。また、車高が高いので立体駐車場が使えないなど、都心で乗るには不便も多い。現実的ではありません。そこで、自家用車でも災害時に使えるようにセッティングすることで、近い環境を作る方法を考えました。それなら比較的安価で手軽に実践できそうです。
マイカではこれまでも自動車を車中泊仕様にするためにベッドキットを自作したり、社外品のベッドキットを取り付けたりしてきました。別冊マイカでは、ハスラーやハイエースを中心にそれらのDIYや設置について紹介してきました。他の車種でもベッドキットが販売されているので、車中泊仕様にするのはそんなに難しいことではないと思います。
参考までに、ハスラーを車中泊仕様にするDIYの記録はこちらです。
【バンワークQ&A】必要な設備について | Webマガジン 別冊マイカ (office-mica.com)
【車旅】ハスラーを車中泊仕様に | Webマガジン 別冊マイカ (office-mica.com)
【車旅】ハスラーで仕事も食事も | Webマガジン 別冊マイカ (office-mica.com)
【車旅】新型ハスラーにベッドキットをDIY | Webマガジン 別冊マイカ (office-mica.com)
こちらはハイエースを車中泊仕様にするために行ったDIYの記録です。
【車旅】 市販のベッドキットを導入 | Webマガジン 別冊マイカ (office-mica.com)
【車旅】ギャレーがない車内で歯磨きする方法 | Webマガジン 別冊マイカ (office-mica.com)
あとは寝袋などの寝具を車に積んでおけば、いざというときにすぐに避難できて安心です。
余ったスペースに水や食糧、必要に応じてポータブル電源や家電などを積んで置くと温かいご飯を食べることもできるでしょう。
【車旅】「タケルくん」と「トラベルケトル」があれば | Webマガジン 別冊マイカ (office-mica.com)
別冊マイカでは、これまでも車中泊のノウハウを記事にしてきましたが、それらは災害対策としても有効に使えそうです。
先ほども紹介した富山避難車中泊生活の動画を見て感じたのは、被災した直後はパニックになり、何が必要なのかよくわからなくなるということ。そのため、水や食料なども車にある程度備蓄しておき、すぐに避難できる環境を整えるのが重要だと感じました。
災害のために準備するのは難しくても、普段の生活の中に災害対策としても使える機能を組み込んでおくことで、被災したときの生き残る確率が少しでも上がるかもしれません。