秋葉です。今回は、「車中泊するのに必要な設備は?」という質問に答えていきます。
車中泊に必要な設備は車種によって異なると思いますが、とりあえず「車内で寝る」には下記の項目をクリアする必要があります。
・寝る場所の確保
・窓の目隠し
「寝る場所の確保」については、フルフラットになるクルマなら何も必要ありません。フルフラットにならない場合、ベッドキットや車中泊マットなどが必要になります。僕たちは昔、ハスラーに乗っていましたが、そのときは「板」を切ってベッドキットをDIYしました。
窓の目隠しは、ホームセンターなどで銀マットを購入して作ることもできますが、車に合わせて専用設計されているサンシェードを購入するとさらに便利。サンシェードは取り付けや取り外しが簡単で、断熱効果も期待できます。
「自炊」をする場合、調理器具や調理器なども必要ですが、どの程度の料理がしたいのかによって必要な器具やコストが大きく変わっていきます。ちょっと試してみたい場合は、小容量のポータブル電源と電気ケトルを用意し、車の中でカップ麺を食べてみましょう。実際にやってみることで、自分たちがやりたいことが見えてくると思います。
マイカのハイエースには、中容量のポータブル電源と電子レンジ、電気ケトル、キャンプ用のカセットガスコンロなどが載っています。これで十分かどうかはわかりません。まだ試行錯誤を続けています。
バンワークスタイル、つまり車の中で仕事をする場合、デスクなどの作業スペースが必要になります。車内にワークスペースを作るのが難しい場合、出先の快活CLUBなどのネットカフェやスターバックスコーヒーといった施設を使うという方法もあります。車の中で仕事するにこだわらなければ、このあたりの選択肢は意外と広いので、最初から準備しておく必要はないかもしれません。
あとは実際にやりながら、必要なものを追加していくのがいいと思います。いろいろなスタイルがあると思いますし、これが正解というものもないかなと思うからです。
とりあえず試すのであれば「寝る」というところからやってみるのがお勧めです。RVパークやオートキャンプ場などであれば、比較的安全に車中泊も楽しめます。